乱暴な言い方になるかもしれないけど
世の中の人間は
スプーン曲げができる人
スプーン曲げができない人
の2種類に分けられると思う。
昔テレビで、超能力だなんだと騒がれたが
アレは、気の力で曲がるんだそうだ。
気ねぇ・・・ピンと来ない。
ピンと来ない私にスプーンは曲げられないし
訓練しても曲げられるようにはならないのだろう。
「あぁー気の力なんだー」と素直に納得できる人は
訓練次第で曲げられるようになる可能性があるのだろう。
両者の違いは
おそらく想像力だろう。
気の力というものを想像して、その存在の可能性を
今までの経験や持っている常識などに照らし合わせて
合わない物は「不可能だ」と判断する
その想像力のなさが、私の可能性を狭める。
私の前や横、もしかしたら後ろにも
360度広がる可能性。
「気の力でスプーンがぐにゃりと曲がる」可能性は
「不可能だ」と判断した瞬間、
私の視界から消えるのだ。
そして
見ようとさえすれば見えていたかもしれないたくさんの可能性を
そうやって自ら目を閉じるようにして
どんどん見えなくしてしまう。
今の私には、360度のうち、
何度くらいの可能性が見えているのだろう。
スプーンを曲げられる人の目の前には
たくさんの可能性が広がって見えるのであろう。
それはいったい、どんな世界なんだろう。
でも
とりあえず今見えてる範囲の中にも
まだまだ面白いものはいっぱいあって
全然退屈する気がしないので
まずは今見えてる範囲を見尽くしてみよう。
見るものが何もなくなって
退屈してしまったら
新しい可能性の箱をあけて覗いてみればいい。
その時は
まずスプーンを曲げることからはじめてみよう。